これを見ればフィリピン・セブ留学の全てが分かる!

フィリピン留学の特徴

近年一大ブームとなっているフィリピン留学ですが、特に注目を浴びているのがセブ島での語学留学です。
なぜフィリピン留学なのか?
最大の理由は”マンツーマン授業”にあります。
日本人は中学、高校、大学と英語を勉強してきました。
義務教育だけでも6年間英語を学習することとなります。
しかしそれだけで英語を話せるようになったという人は皆無でしょう。
英語を習得するには約3,000時間が必要だと言われています。
義務教育の6年間で学習する時間はおおよそで1,500時間ほどだと言われています。
そうすると、あと1,500時間ほど学習時間が足りないということになりますので、英語が話せないといってもある意味当然だといえます。

フィリピン留学で必要な費用

一般的には格安な費用で海外留学が実現可能と言われているフィリピン留学ですが、実際のところどうなんでしょう?

1.学費

フィリピンにある語学学校の場合、学費=宿泊費と食費が含まれていることが大きな特徴です。(※一部の学校を除く)
宿泊施設が基本的に1人部屋/2一部屋/3人部屋/4人部屋等に分かれており、その部屋タイプによって料金が変わってきます。

高い>>>>>>>>>>>>>>安い
1人部屋/2人部屋/3人部屋/4人部屋

部屋割りが決まればあとは留学期間に応じで料金が決まります。

平均的な語学学校の場合

おおよそ上記のような料金となります。

上記の学費に入学金約15,000円、空港から学校までの送迎費用約3,000円が別途必要となります。

2.SSP(現地費用)

留学費用が他国に比べ圧倒的に安いフィリピン留学ですが、やたらと必要になってくる現地費用というものが気になるかと思います。
現地費用の中でも特に高額なものがSSPと呼ばれる、フィリピンで語学を学ぶための許可申請が挙げられます。
実際のところSSPの費用は6,000ペソ(日本円で13,440円ほど/ペソ円レート2.24計算)ほどですが、各語学学校で手続きをするため、500ペソほど上乗せされることが一般的です。
その他、日本と変わらないほど高額な電気料金なども留学費用の押上げ原因となります。

VISA(ビザ)

日本人はフィリピンに入国の際に無条件で30日間の無査証で滞在が可能な観光ビザが発給されます。
30日以内の留学(4週間以内)であれば、そもそもVISAを取得する必要はありません。
30日を超えてしまう場合(5週間以上)は以下のビザ取得費用が必要となります。

30日を超え、○○日の滞在→○○ペソ(日本円で約○○円)
30日を超え、○○日の滞在→○○ペソ(日本円で約○○円)
30日を超え、○○日の滞在→○○ペソ(日本円で約○○円)
30日を超え、○○日の滞在→○○ペソ(日本円で約○○円)

これについては一旦フィリピンから外国に出国すれば、リセットされるため意図的にフィリピン留学中にフィリピン以外の国へリフレッシュも兼ね旅行することによりうまく費用を抑えることも可能です。

以下のサイトで詳しい記事があります。

裏ワザ】フィリピン留学 ビザランって知ってますか?ビザ代をお得に有効活用!!

寮の保証金

フィリピンの語学学校はほとんどが学校一体型の学生寮での生活となります。
そのため、学生の過失による学校施設・設備の破損に備え2,000ペソ~5,000ペソ程度の保証金を事前に徴収している学校がほとんどです。
多くの場合は、帰国時に返金としていますが教材費や電気代金との相殺となります。

水道光熱費

期間ごとの平均コスト

・1週間
・2週間
・3週間
・4週間(1ヶ月)
・8週間
・12週間
・16週間
・20週間
・24週間(半年/6ヶ月)

英語上達の目安

エリアごとの特徴

セブ島留学の特徴

フィリピン留学=セブ留学といってもいいほどの人気の高いエリアです。
日本からは成田、関空、中部から直行便が運航していてアクセス抜群であることも人気の秘訣です。
セブ島の玄関口であるマクタン空港から各語学学校までは30分~1時間ほどです。
大きくは空港にあるマクタン島にある学校とセブ市内にある学校とに分かれます。

フィリピン屈指の人気エリアのため学校間での競争が激しく講師の引き抜きなどが頻繁に行われています。
競合が多く

バギオ留学の特徴

ルソン島北部に位置するバギオは通称サマーキャピタルと呼ばれ、常夏のフィリピンにおいて唯一エアコンがいらないエリアです。
但し、雨期である6月~11月頃まではほぼ毎日雨が降りますので雨が嫌いな方には不向きです。

スパルタ校が多く、真剣に英語を学びたい方が集結するエリアです。
セブ島のように娯楽や誘惑も少ないので、周りに流されやすい方にもオススメのエリアです。
語学学校の数はそれほど多くありませんが、留学の目的に応じて向き不向きがしっかり決まっている学校がほとんどのため、例えば試験対策(TOEIC/IELST/TOEFL)などのスコアアップ目的であれば、それに適した学校をしっかり選ぶことができます。

マニラ留学の特徴

フィリピンの首都であるマニラは政治・経済の中心地であり近年目覚ましい経済成長を遂げている近代的で勢いのある都市を間近に見ることができる。
まだまだ途上国で人口が多く、貧富の差が激しいエリアのため治安面ではフィリピンの中で最も不安が残るエリアとなります。
日本からは、成田、関西、中部、福岡から直行便が運航しており最もアクセスのよいエリアとなります。

語学学校の数はそれほど多くありません。

イロイロ留学の特徴

治安が良く学園都市として有名なイロイロは優秀な講師が揃っていることが特徴です。

ダバオ留学の特徴

現フィリピン大統領のドゥテルテが市長をしていた都市で治安がよいエリアですが、2017年にダバオ市があるミンダナオ島北部マラウイにてイスラム過激派との武力紛争が勃発し日本でも話題となりました。(※フィリピン政府によって2017年10月23日に戦闘「終結」宣言が発表されています。)

もともと上記のエリアは90%以上がキリスト教信者であるフィリピンにおいて唯一イスラム教徒がいるエリアで昔から紛争が絶えない地域となっています。
語学学校があるダバオ市に関しては全く影響もないため過度な心配は不要です。

セブ島などの人気エリアの語学学校に比べ学費が安いことが特徴です。

バコロド留学の特徴

他の地方エリアと同様に講師の勤務年数が長い傾向にあり経験豊富なベテラン講師が多いエリアとなります。

フィリピンの治安

よくあるのが、語学学校や留学エージェントのサイトで”セブ島はマニラと違って安全ですよ~”的な謳い文句です。
これ本当に注意してください。

これははっきり言って間違っています。

しっかり危機管理を持って留学生活を送ればそれほど心配はありませんが、安全な国とは言えません。

もし無条件にフィリピン留学は安全だと記載しているWEBサイト、留学カウンセラーがいれば、その時点で信用しないほうがよいです。

日本と同じ感覚で留学生活を送ってしまうと絶対アウトです。
今までのところ日本人の留学生が重大な犯罪に巻き込まれたケースはありませんが、正直日本人留学生の被害がいつ起こってもおかしくないです。
事実、フィリピン留学ブームの発端となったお隣の韓国の留学生では死亡しているケースが既にあります。
現状として日本人留学生が被害を被っているフィリピン留学で起こりうる犯罪に関しては主に軽犯罪がほとんどです。
最も多いのがスマホのスリ被害です。
フィリピンでの留学生活に慣れて、タクシーではなくジブニーに乗り出すようになれば、それはもう危機管理レベルが危険水域にあるといって良いでしょう。
ここでしっかり冷静になり初心に帰りましょう。
長い留学生活でフィリピンに慣れてきたとはいえ、日本とは全く違う環境です。世界的見ても稀な安全な国である日本とははっきり言って別次元です。
近年目覚ましい経済成長を遂げていますが、平均月収は日本円で4万~5万円ほどです。
最新のiphoneならフィリピン人の平均月収の倍近くしますよね?日本人の月収と比較すると40万~50万円もする高価なものを無造作に見せびらかしていると考えるとどうでしょう!?
フィリピンは日本と違い貧富の差が激しい国でもあります。
もちろん犯罪を犯す人間に一番の理由がありますが、フィリピンという国だからという理由だけでなく、日本という安全な国で生活をしているのと同じ感覚で留学生活を送ってしまうことは非常に危険という認識をしっかりもってフィリピン留学に臨んでください。

フィリピンの気候について

フィリピンの気候はいわゆる常夏の熱帯雨林気候となります。
年間の平均気温は26~27度と一年中半袖過ごすことができます。年間を通して熱い気候ですが、特に4月から6月にかけて最も暑い時期となります。
おおまかには6月~11月までの雨季と12月~5月の乾季に分かれていますが、地域によってかなり差があります。
日本と同じく8月~10月は台風が多い時期ですが、その他の時期にも台風による被害があります。特にマニラやバギオがあるルソン島は台風による被害が多いエリアで、
ダバオのあるミンダナオ島はほとんど台風が来ることはありません。

日差しが強いため、日焼けが気になる女性の方は日焼け止め、男性もサングラスや帽子などを持っていくことをお勧めします。

セブ島の気候

マニラなどがあるルソン島に比べるとはっきりと雨季と乾季に分かれていません。
雨季である6月~11月は雨が多くはなりますが、一日中雨ということはほとんどなく短時間にまとまった雨が降り、その後は晴れるケースが多いです。

バギオの気候

バギオは高地にあることから唯一、常夏のフィリピンでエアコンがいらない地域と言われています。
半袖では肌寒いため、長袖のシャツなどが必要です。
年間を通して涼しい気候が特徴ですが、雨期である6月~11月は雨量が多いことに加え、湿度が高い点には注意してください。
他のエリアに比べ涼しいため、湿度が高く暑苦しいということはありません。

マニラの気候

イロイロの気候

ダバオの気候

バコロドの気候

留学での生活費について

通貨・フィリピンペソについて

フィリピンでの通貨は、フィリピンペソとなります。
ここ数年は日本円、1円に対し、2.3ペソ前後で推移しています。

日本円からペソへの両替について

フィリピンの観光スポット

世界的にも有名なホワイトビーチが広がるボラカイ島

日本からの移動距離・航空券について

パスポートの残存日数について

現在、フィリピン入国時の残存日数は以下のように定められています。

フィリピンに入国して滞在が30日を超えない場合 → 帰国日まで有効なパスポート
フィリピンに入国して滞在が30日を超える場合 → 帰国日+半年以上有効なパスポート

4週未満の語学留学の場合は、帰国予定日まで有効なパスポート(旅券)を所持していれば問題ありません。
本件については2015年に改定となりましたが、日本にあるフィリピン領事館にはどういうわけか、従来の古い情報が掲載されているため、ご注意ください。
(※本国であるフィリピン入国管理局では既に変更の通達行われています。)

フィリピン留学の落とし穴

全く英語ができないんですが大丈夫!?

フィリピン留学の台頭によって海外留学の敷居が下がったのは事実です。
70代や80代のシニア世代の留学生なども多く、フィリピン英語初心者向けであることは間違いありません。
但し、全く英語ができない方がフィリピン留学に行き話せるようになるかと言うと、そんなにあまくはありません。
フィリピンは基礎英語ができているが、”話せない”という方が最も効果を得られる留学先です。
基本的な文法や語彙力がない場合は、思ったほどの効果がないどころか日本で学習をしていた方が語学力の向上という点ではよかったケースもあります。

祝日が多い!

フィリピン留学のまとめ

如何でしたでしょうか?