2020年3月5日時点での新型肺炎・コロナウイルスの影響によるフィリピンへの入国に関する最新情報です。
フィリピン入国管理局は、中国およびその特別行政区の香港とマカオ、韓国の大邱広域市及び慶尚北道清道郡からのすべての旅行者(入国日前の14日以内に同国・地域に渡航歴のある者を含む。)に対して入国禁止の措置を取っています。フィリピン国籍およびフィリピン政府が発行した永住ビザを保有する者は、入国後、14日間の隔離措置の対象となります。
*日本国籍の方も対象となります
日本は当面「渡航制限不要」 韓国への規制も緩和
フィリピン政府は4日、新型コロナウイルスの感染者数が多い日本、イラン、イタリア、シンガポールの4カ国について、政府として現段階では渡航制限の必要性がないと判断していることを明らかにした。
引用:日刊まにら新聞
2020年3月9日時点でのフィリピンにおける新型肺炎・コロナウイルス感染者数と死者
感染者:6名
死者:1名
世界のコロナウイルス感染者数及び推移状況(3/9時点)
中国 80,735人(+40)
イタリア 7,375人(+334)
韓国 7,313人(+272)
イラン 6,566人(+743)
フランス 1,126人(+177)
ドイツ 902人(+107)
日本 493人(+41)
スペイン 430人(—)
アメリカ 213(—)
イギリス 211(—)
シンガポール 138人(+28)
香港 114人(+6)
※()内は前日からの増加数
韓国での感染者が3千名を超え、日本国内でも200名を超えており今後も感染が拡大してしまうようであれば、フィリピンへの入国制限が設けれる可能性がありますので十分注意をして下さい。
(※航空券を取得する場合は直行便もしくはマニラ経由便での取得を強くお勧めします。韓国(インチョン)経由は今後、入国制限が発動する可能性があります。)
>>航空券取得の際の注意事項ついての記事はこちら
>>各語学学校のコロナウイルスに対する対策やキャンセルに関しての特別措置の記事はこちら
Contents
新型コロナウイルスとは
MERSコロナウイルスとは中東呼吸器症候群 の病原体かつSARSコロナウイルスに似ているコロナウイルス。イギリス・ロンドンにて2012年に確認される。 2015年6月16日時点において1293人感染・458人死亡。感染地域は2015年5月に韓国・中国に拡大している。
新型コロナウイルスの重症度・死亡率
武漢での感染者198例のうち、重症は約20%、死亡例は2%ほどです。死亡者のほとんどは高齢者となっています。
2002年-2003年に多くの感染者が発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)では約10%の人が死亡したことを考えると、新型コロナウイルスの重症度・死亡率はそれほど高くないといえるでしょう。
ワクチンや予防接種は?
残念ながら現在のところ新型コロナウイルスに有効なワクチンなどはありません。
上記の通り有効なワクチンがないため予防接種を事前に受けることはできません。
新型コロナウイルスの予防と対策
・マスクを着用する。(なるべく高性能・高機能なもの)
・中国人観光客との接触をなるべく避ける(観光客が多く集まる場所に行かない)
・動物が感染源の可能性もあるため動物との接触に加え、生肉や調理が不十分な肉を食べるのは控える。
万一新型コロナウイルスに感染した場合は?
発熱や咳の症状がある場合はなるべく早く病院にて精密検査を受けるようにしましょう。
万一、新型コロナウイルスに感染の疑いが出てしまった場合は長期間の入院をする必要も出てくるため事前に必ず海外保険などに加入はしておきましょう。
フィリピンでの新型コロナウイルスのまとめ
感染の疑いは現在のところ1名のみですが、旧正月の中国人旅行客の人気旅行先でフィリピンは”7位”(日本は1位)となっており期間中に多くの中国人観光客がフィリピンに観光に訪れることが予想されています。
なるべく中国人観光客との接触は避け、マスクなどの着用・生肉など加熱処理をされていない食品を食べるのはなるべく控える方がよさそうです。
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